2008年12月アーカイブ
運良くシェラリゾート白馬に二泊できることになったのでビビィを大家さんに預けて白馬へ。改装したばかり(三日前に営業再開)でワインセラーにワインが入ったのもついさっきというぐらいできたてほやほやのレストランにはジャージの学生軍団がいたりしておかしかった。
一泊めは地ビールとスペインの海岸近くで造られている白。海近くのワインだけあって魚介類と非常によく合う。メインの鶏は料理そのものがもう一つという感じで残念。
白馬なのになんだこの暖かさは? という二日目は雨模様でスキー場にはまったく雪がない(写真は栂池スキー場の下のほう)。上のほうにはあるらしいのだけど、今晩降りそうだし正直なところ雨にウンザリしていたので糸魚川へ行ってみた。
日本海がこんなに近いなんて!
糸魚川へ着くと余計に雨は激しくなるばかりで車から少し外に出るのも大変な情況。仕方がないので車の中から写真を撮ってみたけど荒れ狂うサマはまったく写らず。これじゃ単に雨が降ってる港だ。。。
ホテルの人に教えてもらったすし活で地物おまかせ寿司に舌鼓を打ち道の駅小谷で温泉を堪能し、ようやく激しくなった雪の中をホテルへ戻ってきたら雪はほとんど降っていない。。。
二日めの夕食のおともは白のスパークリングワインとEl Albarというスペインの赤。このワインはかなり良く、自宅用に是非とも手に入れたい。調べてみないと。
三日目の朝、ホテルをチェックアウトして栂池スキー場へ。昨晩からの雪がスキー場をうっすらと覆っているがまだまだ滑れる状態ではないのだけど、上のほうは大丈夫ということなので三点セットをレンタルして取りあえず上まで行ってみたら別世界。滑っている間もずっと雪が降っていた。こんな歳ではじめてのスキー。
16時ぐらいに現地を出発して、まったく混んでない道路に驚きつつ帰宅。誰も遊びに行ってなかったのね。。。お土産のユキちゃんぬいぐるみに早速かぶりつくビビィ。
ESDの1,000回記念で横浜中華街。
中華街と言ってもちょっとハズれたところにあるJR石川町からすぐの味香園。パッと見た感じはホントにこの店? と思ったけど、どの料理も絶品でびっくり。福建料理を堪能しました。
もちろん幹事さんがこの日のために何回も通い料理人にきちんと食べたいものを伝えつつ、化学調味料もできるだけ使わないようにお願いしたからであって、予約もせずにフラっと入って同じものが出てくるわけではないらしい。
というわけでメニュー。
- 冷盤盛合せ (キウリの生姜和え、皮蛋、木耳、大根の甘酢漬など)
- 紅焼猪脚 (豚足)
- 海蛎煎餅 (台湾牡蠣のお好焼)
- 酥炸海蛎 (台湾牡蠣のフライ)
- 福建石[周佳]魚 (丸蒸し鯛のあんかけ)
- 発財海鮮湯 (髪菜入りカニのタマゴと海鮮のとろみスープ)
- 炸三角餅 (サンドイッチを揚げたようなやつ)
- 地瓜丸 (団子のスープ)
- 福建米粉 (極細ビーフン)
- 福建炒麺 (貝の出汁がよくきいた焼そば)
- 福建炒飯 (貝の出汁がよくきいた炒飯)
- 福建甜餃 (サツマ芋の揚げ菓子)
他にもあった気がするけどこれで一人3,500円。あり得ない。
台湾の牡蠣は日本のものとは違ってとても小さい。身を食べるというよりは出汁を取るためらしいけど食べてもうまい。全般的に貝から出汁を取っていてとてもあっさりとしている。いや〜うまかった。
世の中が「させていただきます」で溢れかえっており非常に見苦しいと書いていたのは高島俊男だったか丸谷才一だったか。
数年前にその文章を読んで以来、確かになあと思っていたが、さらに急増しつつあるような気がしてならない。仕事のやり取りの大部分はメールで行っているわけだがこの言い回しを見かけない日はない。およそ受け取るメールの6割程度で使われているのではないかと思う。それが適切に使われているのであれば良いのだがほとんどが不必要な場面で使われており、見苦しいものばかりである。今度具体的にどれぐらいの頻度で使われているのか調べてみようかと思ってみたりする。
同じように感じている人は意外に多いらしく、Googleなどの検索エンジンで「させていただく」で検索してみると、この言い回しについての苦言が山ほど出てくる。ということはやはりこの言い回しが非常に多いということなのだろう。