ITSの保養所が当たっていたのだけど、どこに行くのか前日になるまで気にしてなく、相方に聞いてみたら彼女も同じだった! 葉書を見直してみたところ松本の美ヶ原温泉にある某ホテル。朝早く出ても混雑してるだけな気がして昼過ぎに出発し、快適にドライブして3時間ほど到着。えらく大きなホテルでこういう類のところにはほとんど行かないである意味珍しく一晩を過ごした。長野の日本酒を集めた居酒屋があり食事のあとで行ってみたがせっかくよい酒を集めているのになんかこうイマイチな感じで残念。後ろのテーブルでは20人ぐらいの団体さんがラーメンを頼んですごいにおいを巻き散らすし。もちっと工夫すればいいところなのになあ。
朝起きたら天気が良く北アルプスがよく見えた。どうせ混雑するのはわかっているので昼前には東京へ向けて出発したのだけどそれでも既に渋滞が始まっていた。恐るべし三連休+1,000円。
広岡達朗をモチーフにしたフィクションでありながら、主人公の広岡は紛れもなく現実の広岡であるし広岡のチーム以外はほぼ現実の世界そのままである。後書で山口 瞳も書いているが実にうまく野球小説として成立しており、本当にイッキに読んでしまった。
まさか阪神ファンの自分がこんなタイトルの本を読もうなどとは思ってもみなかったが、海老沢の文章があまりに良いので読んでみたが、堀内がジャイアンツの選手だということをすっかりと忘れてしまうほどに没頭してしまった。自分が堀内を憎らしい目で見ていたのはたぶん彼の晩年の姿で、是非全盛期を見てみたかったとこの本を読んで思った。もっとも、さらに憎らしく思っただけだと思うけど。
江夏に関しても書いて欲しかったなあと思う。
これまた野球に関するエッセイ集。別の本にも収録されてるものがあるけど(というかほとんど?)またら新たな切口でまとめ直したといった感じで面白かった。